こんばんは！ももくりです。
このたび正式にぼうくんが我が家の一員となりました。
ペットショップで今猫や犬を買っている人の10人に１人が愛護センターや保健所から譲り受けることで、日本での殺処分はゼロになると言われています。
でも、愛護センターや保健所からの引き出しは、
東京都内ではなかなか収容犬猫情報が無かったり、
遠方の愛護センターや保健所だと車の所有が必須だったり…と
なかなか難しい点が多いです。
なので、まず『自分に出来ること』として
私は保護団体からの譲り受けという手段を選びました。
正式譲渡となった事を機に、トライアルから正式譲渡までの流れをご紹介いたします。
里親会参加からトライアルまでのレポートはコチラ ↓
momo-hogoneko.hatenablog.com
正式譲渡までの流れ
譲渡会、そしてトライアル開始
2020年１月 地元ショッピングモール前の路上で行われていた『里親譲渡会』
いくつかのケージの中に、６～７匹程度の猫ちゃんがいました。
ここで運命のぼうくんと初対面し、里親会がオープンしてすぐに申し込み
⇒40分程度かけてトライアルの手続きを行いました。
この里親譲渡会から１週間後、すぐにトライアル開始となりました。
保護団体の方・ぼうくんの保護主さんの２名が我が家まで足を運んでくださいました。
トライアル期間
保護団体さんや保護猫カフェが掲げているトライアル期間は
１週間から２週間程度が多いようです。
今回こしろう君の性格の関係で、
保護団体さんのご厚意で１ヵ月と１週間という長い期間をいただきました。
当初は２週間～１ヵ月程度…という設定だったのですが
こしろう君との仲が微妙だったので、様子見させていただいた感じです。
もちろん「トライアルでこしろう君と合わなかったら即返却」みたいな安易な考えは無かったんですが、
どうしてもこしろう君が虐めてしまったり、２匹の体調が悪くなったりするようなら
”猫ちゃんの安全・健康”を考えて断念しなくてはいけないかも・・・という考えはありました。
あまりにもこしろう君×ぼうくんの関係が不健康であれば、
申し訳なくて保護団体さんに正式譲渡のお願いが出来ない、という気持ちが大きかったです。
ですが、２匹の体調が崩れていないことや、こしろう君の監視モードが弱まってきたこともあり、
正式譲渡のお願いをするに至りました。
保護団体さんにも２匹の関係について、ご心配をおかけしました。
最終的には「長い時間をかけて様子を見てあげて」と言っていただけました。
※何年も犬猿の仲であれば、もっと広い部屋＆キャットタワーをそれぞれに用意し、
別々に暮らさせる、、という選択を取ることも視野に入れています。
そういう選択が難しく、絶対ワンルーム・１Ｋが限界…という場合、相性の悪い２匹と暮らすことは難しいと思います。
一連の流れを終えて、思うこと
里親になるという選択肢について
よくネット上では
- 里親の条件が厳しすぎる、譲渡を断られる
- 保護団体が偉そう、嫌だ
- 厳しい譲渡条件があると面倒なのでペットショップで買う方が楽
という言葉を度々見かけます。
今回私が譲渡していただいた団体さんはかなり寛容で、珍しい方だと思います。
（他の団体さんだったら、こしろう君との関係で断られていたかもしれません）
でも、そんな団体さんに出会うまで、私も相当探しました。
たくさん問い合わせをしました。
たくさん調べました。
いろんな事を聞かれました。
この一連の流れが面倒、ペットショップで買う方が楽と思われる方は、
やっぱり里親には向いていないんだと思います。
たしかに面倒な面もありましたし、傷つくこともありました。
（「結婚なさらないんですか？なぜですか？」といった質問など…）
でも、大切な家族を迎えるコトですから、やっぱりそれも仕方ないんですよね。
私はたくさん調べて、たくさん問い合わせて、たくさん譲渡会に足を運んで、やっと自分に合った信頼できる団体さんに出会えました。
私はこれから20年前後共にする命なのに、
数十万かけて、飼い主のプロフィール等まるで無視でその場で命を購入出来る
ペットショップという形態の方が異常だと思ってしまいます。
人間の子供の里親なんて、もっともっと条件や面接など厳しいです。
たしかに人間と犬猫では違うかもしれませんが
20年前後一緒に過ごす命ですよ？
医療費は病気になれば人間より高額ですよ？
食事も１日２～３食摂りますよ？
ウンチおしっこも毎日します、毎日部屋やトイレが汚れますよ？
洋服や、食品のように買える物ではないはずです。
本当に猫ちゃんが好きで、可愛いと思うなら。一緒に住みたいと思うなら。。
ぜひ里親という選択肢を考えてください。
もし、保護団体さんのことや、里親譲渡について悩んでいる方やご心配な方がいらっしゃいましたら、ぜひお気軽にご相談ください。
（お問い合わせフォームからでも、コメントからでも）
こんな未熟な私と、神経質な先住猫こしろう君のいるお家でも、新しいニャンコを迎えるコトが出来ました。
ぼうくんは毎日元気におもちゃで遊び、毎日私の頭にお尻をくっつけて寝ています。
（こしろう君は彼の足の間で寝ています=^_^=）
２匹とも仲は微妙ですが、毎日それぞれ楽しんで幸せそうに生きています。
殺処分されたり、シェルターで過ごすよりは、きっと幸せだと思います。
どうか１人でも多くの方が、里親になるという選択肢を選んでくれますように・・・(=^x^=)
