こんばんは
ももくりです。
今回、ぼうくんのかかった『猫ニキビ』について
原因とその後の家庭でできる対処方法をご紹介させていただきます。
猫ちゃんのあごの下に黒いブツブツ・ゴミのようなものがついていたら要注意!
猫ニキビって?
猫ちゃんの顎の下・口まわりにできる『黒いブツブツ』のことを猫ニキビと言います。
(猫ざそうともいう)
ぼうくんの場合、実保護団体さんから我が家に来た時から、軽症の猫ニキビがありました。
一見ただのゴミがついているようにしか見えませんが、
実はこれ『猫ニキビ』といって、猫ちゃんの皮膚炎を引き起こす厄介なヤツなんです!
毛の根本の汚れや脂質がうまく処理できず、黒い粒が皮膚にくっついたままになっているのが
軽症の猫ニキビです。(ぼうくんの写真のような状態)
これを放っておくと、毛穴の汚れが炎症を起こし、皮膚炎の状態になります。
皮膚炎が起こってしまうと痒みが出るため、猫ちゃんは引っ掻いてしまいます。
そしてその引っ掻き傷から菌が入り、二次感染
→皮膚の腫れだけでなく、リンパの腫れにも繋がり、
痒み・痛み、次第に発熱や食欲不振が引き起こされることもあります…
猫ニキビの原因は?
このように、できるだけ軽症のうちに対処したい猫ニキビ。
原因は主に
- アレルギー(食器・フード)
- 皮脂の過剰分泌
- ダニ、カビ
- ストレス
- ホルモンバランスの乱れ
などだと考えられています。
原因は数多くあるので、1つずつ潰していかなくてはいけません。
猫カビ・ダニについては、動物病院でチェックできます。(ぼうくんはどちらも陰性)
ホルモンバランスの乱れは、去勢避妊手術後、一時的になることもあるんだとか。
ただしこれも、去勢から2~3ヵ月経過しているので除外。
ストレスは、、、保護主さん宅から来た時もあったので、除外。
(保護主さん宅では楽しそうに他猫たちと暮らしていたようなので)
そうなると『皮脂の過剰分泌』もしくは『アレルギー』が考えられます。
とくに、ぼうくんの場合『耳の汚れ』も獣医さんから指摘されました。
猫ちゃんの耳の汚れも、アレルギーや皮脂の過剰分泌から引き起こされる事が多いとのこと。
治療計画
まず、治療は
①猫ニキビの原因を取り除くこと
②猫ニキビ個所の汚れをマメに拭き取ること
この2点を続けることが必要になります。
原因としては、
皮脂の過剰分泌とアレルギー両方とも、食事からきていると考えられるため
良質なグルテンフリーフードに切り替えました。
ニュートロ『ワイルドレシピ』
穀物不使用かつネット以外でも購入しやすい、ということで購入しました。
また、食器類が合っていない可能性も考えられます。
プラスチック・ステンレス はアレルギーを起こす猫ちゃんも多いようです。
ということで、すべて『陶器製』のものに変更しました。
※陶器は基本的にアレルゲンにはならないとのこと。
新しく食器を買う方は、猫さんにアレルギー反応が無くても、最初から陶器製の食器にすることをお薦めします。
その後2週間経過
上記の対策+シャンプーを一回行いました。
なかなか完治まで至らないものの、少しは良くなってきたようです。
アレルギーの特定には、経過観察が必要なため、
2月中にはまた動物病院へ連れてゆく予定です。
ただゴハンのクズが顎についているだけかな?と思ったら猫ニキビで
放置していたら皮膚炎になってしまった・・・
なんてことになったら可哀想なので、、、
顎下・口まわりのチェックは定期的に行い、黒いブツブツがあったら獣医さんへ相談!
をオススメします!(=^x^=)
ぼうくん、完治目指して頑張ります~~!!