ももくり保護ニャンズダイアリー

保護猫・犬活動を応援しています/自身の保護猫2匹との日記。これから保護猫を迎える方や多頭飼いを始める方へお役立ち情報をお届け

キャットケージについての考え

こんにちは
ももくりです。

新入り猫さんが我が家に来て1週間経ちました。
もう全く猫ちゃんが入らなくなってしまった『キャットケージ』の考えについて、ちょっとまとめてみました。

キャットケージの使用目的

先住猫がいるお家での隔離

成猫の先住猫がいる場合、新入り猫が来るとほぼ100%喧嘩や威嚇をします。
どちらかが子猫の場合、怪我などが非常に怖いので必ずケージを使用し、最初は隔離しなくてはいけません。
また、いきなり直接会うより、少しずつ雰囲気や匂いに慣れてから面会する方が、猫ちゃんも受け入れやすいそうです。

家の危険箇所へ近づけないため

子ねこの場合、体が小さく、柔らかいので、どこへでも入っていき、飼い主さんが捕まえられない事もしばしば。
脱走防止や料理中のキッチンから遠ざけるためなど、安全のために使用することもあります。

災害時の避難のため

日本は災害(とくに地震)が多い国です。
震災時に人間と一緒に避難所へ避難することは、残念ながら出来ません。
ワンちゃんのようにリードで繋いで置けるわけでもないので、ケージが必要となります。
ケージがあれば、避難所の一部を借りれたり、崩壊の危険性が少なければ窓が割れていても自宅にそのまま残ることが出来ます。

多頭飼いの際の怪我や病気時

1匹なら良いのですが、2匹以上自宅に猫ちゃんがいる場合、片方の猫ちゃんが風邪を引いたら
もう片方の猫ちゃんにも移ってしまいます。
また、具合が悪くて安静にしていたいのに…という時に隣で子猫にドタバタされたら嫌ですよね。
そんなときの一時隔離用で使用することもあります。

ケージについての考え

嫌がる猫ちゃんも多いけど、やっぱりあった方が良い

保護団体より譲渡される際、必ずと言っていいほど「ケージを用意してください」と言われます。
多頭飼いの場合はほぼ100%言われます。
ケージはかなり場所も取りますし、個体によってはすごく嫌がる子もいます

でも、猫の安全と健康を考えるのであれば、日頃からケージでお留守番できるように慣れてもらった方が良さそうです。
とくに震災時に取り残されてしまった子の事を考えると…辛いですよね。
福島ではいまだ取り残された猫ちゃん・ワンちゃんが問題になっています

さらに、我が家の場合先住猫がおり、残念ながら先住猫はケージ慣れを全くしていないですし、
かなり巨体のため、体に合うケージを今はすぐに準備出来そうもありません。
ただ、素早い動きをしない子なので、いざという時は車内に解放して…と考えています。

我が家でのケージ使用状況

我が家へ新入り猫さんが来た数日はケージを使用していましたが、あまりにもケージ内で暴れ・鳴き叫ぶので、ケージの使用をやめてしまいました。
これ以上「ケージについてのイメージ」を悪くしたくなかったからです。

とりあえず、常にキャットケージを開放し、様子を見ることにしました。
ゆくゆくはケージ慣れのトレーニングを行いたいと思いますが、我が家・先住猫に慣れてもらう事が優先です。
(元々保護宅ではケージ内で過ごしていたようなので、慣れれば問題なくケージを利用できる子であることは間違いありません)

良いキャットケージへの慣れさせ方や、トレーニングのやり方がありましたら教えてください(´・ω・`)
成猫になってからだとなかなか難しいケージ問題。
子猫のうちに解決したい問題ですね。

その後のキャットケージ 2020/1/26追記

無理に入れることをやめ、普段からただ解放だけしているキャットケージ。
猫ベッドのみを置いているんですが、たまに入って寝ているようです。

やっぱり猫は抱っこされて自分の意志とは関係なく場所を移動することは嫌なんでしょうね。
このまま解放だけを継続し、猫ちゃんが自分で入ってくれるようにしておきます。


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