ももくり保護ニャンズダイアリー

保護猫・犬活動を応援しています/自身の保護猫2匹との日記。これから保護猫を迎える方や多頭飼いを始める方へお役立ち情報をお届け

子猫の夜鳴き対策 〜保護猫の夜鳴きが止まらない時の対策まとめ〜

こんにちは!
ももくりです。

前回の記事
momo-hogoneko.hatenablog.com
について、我が家で行っている夜鳴き対策をご紹介します。

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一緒に朝までグッスリ寝られたら…

飼い主さんの睡眠不足を引き起こす猫の夜鳴き

おうちに来たばかりの猫ちゃんだから夜鳴きはしょうがないけど、鳴き声で寝れない…
鳴き声がうるさくて、寝れないし寝る前に本を読んだり勉強をしたり出来ない…

夜鳴きに悩まされる方は非常に多いと思います。
そんな夜鳴きについて、飼い主である私たちに出来る事はないでしょうか?
我が家で行っている夜鳴き対策が必ずしも皆さんのご家庭・猫ちゃんに有効とは限りません。
あくまでも1家庭の経験談としてご覧ください。

参考資料

参考にしたサイト:
cat.benesse.ne.jp
petomorrow.jp

参考にした本:
www.natsume.co.jp

その他、Yahoo!知恵袋等で同じ悩みの質問を読み漁りました。
色々調べた結果、我が家で実践してみた事をご紹介します。

起きている時間にたくさん遊ぶ

人間と同じ生活リズムにするには、
日中は起きていて、夜は疲れて寝てもらう
ということが一番です。人間と同じですね
もし、日中も猫ちゃんと触れ合う事が出来る・夕方からたくさん遊んであげられるという方は、
なるべく夜は疲れて寝られるよう、たくさん遊んであげましょう。

日中一緒にいたとしても、落ち着いてるから・寝てるからといって、猫ちゃんをずっとほっておいたら夕方から元気になるのは当たり前です。
可能な限り、飼い主さんが元気に起きているタイミングでたくさん遊びましょう

ももくり宅の場合:帰宅時間は19時~21時頃。就寝までの1~2時間上下運動も伴うように、おもちゃで遊ぶ。

要求される前に対処する

猫ちゃんが夜鳴きする理由の一つに、
自分の要求を伝えるため
というものがあります。

要求とは、
ゴハンをください・トイレを綺麗にしてください・お水を変えてください
などなど、、

こういった要求には、
「猫ちゃんが鳴いて、飼い主さんが答える」前に!
飼い主さんの方か応えるようにしましょう。

猫ちゃんの要求に答える事は大切ですが、
猫ちゃんに「鳴いたら飼い主さんが対応してくれる」と学習されてしまっては困ります。
今後も夜鳴きが治らない可能性も。

猫ちゃんが鳴く前に、飼い主さんが寝る前に、
新しいゴハンとお水
トイレの掃除
を行うようにしましょう。

決まった時間にゴハンをあげる

こちらも、猫ちゃんのタイミングではなく、固定のタイミングを作り、要求から来る夜鳴きを減らすために行います。

徹底して毎日同じ時間にゴハンを与える事で、夜中にお腹が空いて起きたとしても、
今はゴハンの時間じゃないから」と諦めてくれます。

寝る前に猫ちゃんの環境を整える

猫ちゃんは”綺麗好き・暗くて狭いところが好き”
という習性があります。
人間と同じ時間にしっかり寝てもらうためにも、人間が寝る前に『猫ちゃんが寝ると決めているケージ内』や『猫ベット』『猫ハウス』を綺麗に整えてあげましょう。

汚れていたり濡れていたりしたら、綺麗にし、毛布やタオルを入れてあげる…
寝る時間になったらそこへ猫ちゃんを誘導し、電気を消す・ケージを閉める…


ももくり宅の場合:
・帰宅後、すぐにトイレ掃除と水交換を行う
・人間がゴハンを食べるタイミングで猫ちゃんゴハンも出す
・寝る時間になったら…
「今日はもう寝る時間です。ゆっくり寝てね!おやすみ!」と言ってケージに入ってもらい、ケージをバスタオルで覆って隠す

我が家に来てから1〜3日目にかけて、夜中ずっと鳴いていた新入り猫さんですが、
4日目5日目の夜には、寝る前/明け方のの2.3時間を除く夜中は 寝てくれるようになりました。
※おやすみと言ってからは絶対に反応しない。夜中でも鳴いたら構ってもらえると学習してしまいます。

猫ちゃんと違う部屋で寝る

これは出来る・出来ない、住環境により異なると思いますが、猫ちゃんの夜鳴きが収まるまで違う部屋で寝た方が良いです。

寂しがり屋さんだからと言って、いつも一緒にいては猫ちゃんも分離不安になってしまいます。
また、同じ部屋で寝なくとも、猫ちゃんは元々1匹で生活する生き物なので、逆に人が居ない方が安心して寝れる・そのうち慣れて寝れるようになります。

違う部屋で寝ることにより、飼い主さんも多少鳴き声が気にならなくなり、寝れるようになるかもしれません。

1LDKくらいのお家だと、なかなか別の部屋で寝るのは難しいかもしれませんが、工夫すればなんとかイケるかもしれません。

ももくり宅の場合:1LDK
寝室:キャットケージin新入り猫
リビング:先住猫、ももくり&タヌ君
という構図で寝ました。

もちろんベッドは簡単に動かせませんが、
災害時用持ち出し空気ベッド』に毛布を敷き、なんとか睡眠へ。キャンプ気分ですね…
飼い主さんの姿が見えない方が新入り猫も「甘える人が居ない」と認識して、夜鳴きが治るかもしれません。
睡眠不足仕事や他の生活に影響を及ぼすので、カワイイ猫ちゃんにキツく当たったりしないためにも、程良い距離感が必要ですね。

構ってあげれば静かになるから…と夜通し構うことはオススメ出来ません
これから何十年と共にする存在ですから、お互い快適に寝れるように、鳴いても構い過ぎない!と強い意志を持ちましょう!。

耳栓をする

ワンルームで猫ちゃんと違う部屋で寝れない・夜鳴きがなかなか治らず寝れない…
そんな状況が長く続く場合、耳栓に頼る手もあります。

とくに子猫の声は高く、響き渡るような場合も…完全に聞こえなくなるという事はありませんが、頭に響くような感覚は多少良くなるでしょう。

それでもどうしてもダメなら

本気で辛いことをお医者さんに相談しましょう。
人のお医者さんであれば、眠りやすくなる睡眠導入剤を処方してもらえるでしょうし、
動物病院であれば猫用の安定剤もあります。
(母乳成分が多く含まれており、心が落ち着く作用があります)

但し、どちらも身体に影響を与える可能性があり、長期服用には適しておりません。。

最後の手段として『声帯切除手術』もあります。
これは人それぞれ色々な意見を持たれると思いますので、こちらでは深く触れませんが、
どうしても近所迷惑な場合(引っ越しできない・持ち家・一軒家なのにクレームが来てしまった)や、
飼い主さんの病気(精神的ストレスや不眠からくるもの)今後飼い続けられない…でも離れられない…
そんな窮地に陥ってしまった場合、最終手段としてそういう方法もあるという事です。

私自身声帯除去には基本的に反対ですが、猫ちゃんの幸せと自分の生活を本気で考え抜いた上の決断であれば、否定はできません。
なにより、そういう手段もあるという事を知っているだけでも心持ちが違いますからね。。

ももくり宅の場合:
サプリではありませんが、母乳成分が猫の安心感につながると聞いたので、
子猫用ミルクを寝る前に与えています。

さいごに

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早く一緒に朝まで寝たいね、ぼうくん。

冒頭でも述べましたが、我が家で行っている対策が必ずしも皆さんのご家庭で役立つとは限りません。
あくまでも一人の意見です。
ただ、効くかどうか分かりませんが、ただじっといつか終わる…かもしれない夜鳴きに睡眠不足になりながら耐えるより、
出来る限りの手立てを行う方が、気も紛れますよね。

夜鳴きとの付き合い方

猫ちゃんを飼うと決めたのは自分です。
猫ちゃんを幸せにする責任があるのも自分です。
だからと言って、猫ちゃんの生活に全て合わせていたら、自分自身の体調や社会生活が疎かになってしまいます。

ここでご紹介した内容は、一番最後の「声帯除去」を除き、猫ちゃんの健康には全く悪くないことですし、
猫ちゃんにもプラスになることばかりです。(猫ちゃんの周りを綺麗にするとか、決まった時間にゴハンをあげるとか)

猫ちゃんの事を考えつつ、ご自身の健康や社会生活も考えて、本格的に辛くならないうちにお悩みを解決出来たら良いですね。
何かと悩ましい猫ちゃんとの生活ですが、それ以上に得られる幸せや癒しは最上級です。

猫ちゃんの夜鳴きともうまく付き合っていくうちに、猫ちゃんの要求が分かるようになったり、
猫ちゃんが安心しだすことで、夜鳴きが治っていくでしょう。

皆さんのご家庭ではいかがでしたか?
皆さんの夜鳴き対策をよかったらコメントで教えてください♪

幸せなニャンズライフを目指して頑張りましょう!


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