こんにちは
ももくりです。
先日3/3にやっとこしろう君の抜歯治療を行いました。
長かった・・・
こちらの記事では猫の抜歯治療についてお話したいと思います。
※一部猫の抜歯後の歯の写真が出てきます。
苦手な方はゴメンナサイ。
破歯細胞性吸収病巣の治療
破歯細胞性吸収病巣について
今回こしろう君が発症した
『破歯細胞性吸収病巣(歯頸部吸収病巣とも言う)』
は、歯が溶けてしまう病気です。
詳しくは前回の記事をご覧ください。
こしろう君の場合、かなり痛がっていたようで
・ゴハンの後に涙が出る
・大好きなカリカリ(ドライフード)が全く食べられない
という悲惨な状況でした。
治療方法は抜歯のみ
破歯細胞性吸収病巣の治療は
たいてい『抜歯』することになります。
高齢の猫ちゃん、子猫の場合は獣医さんと要相談。
そもそも中年期の猫ちゃんに多い病気なので
麻酔&抜歯のリスク<病気によりゴハンが食べられないリスク
と考えられています。
こしろう君の抜歯手術本番
<抜歯前の状況>
・カリカリは全く食べられない
・顔をプルプルさせたり、手で押さえたりする
<抜歯当日>
抜歯は近所の動物病院で行うことになりました。
最新の機器も揃えており、近所では評判の病院です。
ただし、人気や手術の多さのあまり、
待ち時間が長い事がネックです。
当日はAM11:00ごろにこしろう君を病院へ連れていきました。
*当初の治療計画*
①お昼ごろからお預かり
②血液検査を行い、麻酔のリスクチェック
③血液検査に問題無ければ、麻酔開始
④午後3時頃に抜歯手術完了
⑤夕方5~6時にお迎え
という流れの予定でしたが・・・
当日になり、病院に連れていったところ、
21時頃までかかると言われてしまいました。。
おそらく、緊急の手術が入ってしまったのでしょうか。
手術完了後、お電話を入れてくれる予定だったので、
少しソワソワしながらこしろう君を預け、
お仕事に向かいました。
そして待つこと22時過ぎ…
やっと電話があり、24時頃に麻酔が切れるので来てくれとのこと。
「遅くなってしまったので、入院費不要で1日入院出来ますよ」
とも言われましたが、
麻酔切れた後に病院で目を覚ましたら…と考えると恐ろしくて
(こしろう君は神経質なので怒り狂いそう)
結局夜中にお迎えに行きました。
帰宅したこしろう君
フラフラでした。
帰ってきてすぐにオシッコをしてから、その後は翌日22時頃まで布団から動かず。
ぼうくんが近寄っても無視。
フードはちゅーるだけ食べました。
(カロリーエースも買っておいたのですが、無視でした)
抜歯した後の歯について
今回抜歯した歯は全部で5本。
破歯細胞性吸収病巣の特徴として、
炎症が始まっている歯は全部抜かないと
近くの歯もダメになってしまうんだそうです。
人間の抜歯と異なり、5本もいっぺんに抜いて大丈夫なんですね。
記念?に抜いた歯5本貰いました。
素人の私が見ても、どのあたりが溶けているか分かりません。
抜いた部分はどうやら後ろの方の歯みたいです。
抜歯治療後の様子
翌日の様子(3/4)
・痛がる様子は無し
・手術のショック?からか放心状態が続く
・ぼうくんへの関心が無くなる
ちゅーる・ウェットフードのみ食べる
獣医さんから、2日ほど経てばカリカリも食べられるようになると言われました。
お薬は特になし。
痛み止め&抗生物質は入院当日の注射で対応していたようです。
よっぽどショッキングだったのか、
ものすごく暗い顔をしていました。
普段、私に撫でられることを嫌がるのですが
なぜか撫でるとゴロゴロと…
辛かったんだね(´;ω;`)
破歯細胞性吸収病巣になってからの体重の推移
まだこしろう君が元気いっぱいだった時
体重は6.4kgでした。
ですが、
2/22 5.7kg
3/7 5.4kg
・・・
かなり痩せてしまいました。
どうやらウェットフードは消化が良く、
ドライフードを食べていない分、どんどん体重が落ちてしまいました。
それでも猫さんなので、
たくさんゴハンを置いていたら食べるわけではありません。
無理矢理食べさせるわけにもいきません。
なんとか早く体調・口内の感覚が戻り
たくさん食べるようになるまで、待つしかありません!
この体重の変化はかなりショックでした。
猫ちゃんの口内ケア・デンタルケア
日頃からどれだけ大切か。
痛いほど分かりました。
こしろう君の体調の変化には、まだまだ注意が必要です。
この土日はしっかり様子を見てあげます。
どうか猫飼いの皆さん!
猫ちゃんのお口環境には要注意を!
追記:
ぼうくんはこしろう君がグッタリしていることを良いことに、
こしろう君からゴハンを奪ったり、
こしろう君のトイレを掘り返したりとやりたい放題です・・・(;´・ω・)w